2019年2月のモルディブ旅行の話です。
飛行機は往復ともシンガポール航空を利用し、日本⇔シンガポールはビジネスクラスに、シンガポール⇔モルディブはエコノミークラスに乗っています。
搭乗者は私、妻、息子(1歳8か月)の3名。
今回の記事では中部国際空港⇔チャンギ空港の往復分のフライト(B787-10ビジネスクラス)について書いていきます。
いわゆる搭乗記ってやつですね。
ただ、往復分けて似たような記事2つ書いてもしょうがないんで1つにまとめました。
下の旅程写真の赤線で囲った部分の話をしていきます。
発券した時点ではA330でしたので年季の入ったシートを覚悟していましたが、この路線は2018/7/28から新しい機材(B787-10)に変更なってくれました。ラッキー。
大人分の航空券はANAマイルの特典航空券で発券し、息子の分の航空券は有償で発券しました。そのときの話は以下の記事を参照してください。
それでは中部国際空港でのチェックインから順を追って書いていきます。
Contents
中部国際空港でチェックイン前に忘れ物に気付く。。
今回の旅行もAMEXカードの空港荷物配送サービスでスーツケースを事前発送していました。
で、空港でそれを受け取って、チェックイン前に着ていたコートをスーツケースにしまおうとしたタイミングで重大なミスに気付きます。
スーツケースの鍵がない……
鍵はどこ……?
……多分、家……
家にスーツケース鍵を忘れた……
やっちまいました。
もうフライトまであまり時間がなかったので、とりあえず預け荷物で預けてしまって現地で回収後にスーツケースぶっ壊して中身を取り出そう!
と、決定しかけましたが、「TSAロックだから空港内にマスターキーがあったりしないかしら……?」と、ダメもとで3F出発ロビーの案内センターに行ってみることに。
ビンゴ!!
マスターキーはなかったけど鍵師のお姉さんがTSAロックを解錠してくれました。
なんと無料。
ありがたい。
中部国際空港にてスーツケースの鍵を家に忘れたことに気付いたら、3F出発ロビーの案内センターに行けば助けてもらえるかもしれない(受付時間6:40~22:30)。
この記事のこれ以降のことは全部忘れても良いからこれだけは覚えてってください。
そんな感じでチェックイン前にバタバタしていたので、中部国際空港のスターアライアンスラウンジは利用できませんでした。
序盤で山場を越えた感のある当記事ですが、以下にB787-10の搭乗記を書いていきます。
往路:シンガポール航空SQ671便(B787-10)のビジネスクラスに搭乗
11A席。肘掛が下がった状態ですね。
肘掛は上げ下げできるので寝る時にスペースを広くとることができます。
B787-10は主要部品の約35%が中部地方で製造されている最新鋭の機材で、従来機よりも耐圧性・耐腐食性に優れたカーボン素材を用いている割合が高いため、機内の気圧と湿度を高く保つことができて快適らしいです。へー。
言われてみれば喉が渇きにくかったような……
まぁガタガタ言わずに新しい・綺麗・最高!で良いよね。
とか書きながらしつこく豆知識ですが、B787の初号機は中部国際空港のフライト・オブ・ドリームスに展示されています。みんなで見に行こう!
座席・シートについて
この便はANAの座席指定画面だと何の変哲もない1-2-1配列のシートですが……
実はスタッガード配列なので、座席の配置を分かったうえで指定しないと悲しいことになります。下の画像はシンガポール航空の公式ページから持ってきたもの。
2人旅なら11, 14, 16, 18, 20列目のD席&F席を押さえると距離が近くて話しやすいと思います。
こんな感じなので。
1人旅で個室感を重視するなら窓側席のより窓側のシート(12, 15, 17, 19列目のA席かK席)を指定すると良いでしょうね。
バシネットは最前列のA席かK席でしか使用できないので、夫婦+子供の場合は並び席を取るかバシネットを取るか選択しなくてはなりません。今回はバシネットをつかうために11Aと11Dを指定しましたが、実際乗ってみたら大人が並んでいた方が何かと都合がいいことが分かったので、並び席を優先することをオススメします。
え?バシネットはどうだったかって?忘れられてたのか持ってきてくれなかったよ。
下写真の左のスペースにバシネットをおくっぽいです。
サンシェードは電子制御で窓の下にあるスイッチを押すと暗くなります(タイムラグあり)。ハイテク~。
座席横の蓋つきの物入れにはUSBx2とユニバーサル電源がありました。
ノイズキャンセリングヘッドフォンも収納されてます。
離着陸時は蓋を閉めないといけないのでスマホを充電しているときはめんどくさいですね。
引き出し式のミラーも装備されてました。
リクライニングのリモコンボタン普段は消灯しててタッチすると点灯します。
読書灯は複数個あり、好みの角度のものを点けて使用するタイプ。
モニターは18インチのタッチパネルで、
やや下側に傾けることができます。寝転がりながらでも見やすいです。
テーブルは引き出してパかッと開くタイプ。
テーブル出したら食事ですね。
機内食(和食)
最初にサテーが出てきます。
前菜は和食。
刺身は醤油ジュレでいただくけど、うどんはめんつゆだった。
メインは洋食の牛フィレ肉のマッシュルームクリームソース。
なんで前菜が和食でメインが洋食になっているのかについては半年前のことなのであんまり覚えてないです。。
デザートはストロベリーアイスクリーム。
幼児向け機内食はこちら。
息子にはフルーツと牛乳とペースト状の食べ物を与え、グミとプリンはこちらで処理しました。
このフライト中の息子さんは、食事以外は寝てるか大人しく座ってるかのどちらかだったので、子連れフライトの苦労みたいなことありませんでした。
抱っこして座ってるんで重いとか暑いとかそんくらいなもんです。
ただ、これは彼が大人しい性質だとかそういことではなく、単純に運が良かっただけだと思ってます。完全にラッキーでした。
それ以外の話
子供用のおもちゃはアナ雪のオラフのぬいぐるみとパズル。
乗り継いだマレ行きの便でも同じものを貰いました。
トイレも広々で余裕でオムツ交換できます。姿見もありました。
降りる時にB787-10仕様のテディベア貰えました。
シンガポール到着。
中部国際空港→チャンギ空港までの話は以上です。
そこから先の便(チャンギ空港⇔マレ空港のA330)については下記事を参照してください。
続いてチャンギ空港→中部国際空港の話を書いていきます。
サクッとチェックインしてラウンジへ。
チャンギ空港シルバークリスラウンジへ
シルバークリスラウンジは以下の条件を満たしているときに入室することができます。
・スターアライアンス加盟航空会社のビジネスクラス以上を利用している方
・シンガポール航空のPPSクラブ会員
・ANAダイヤモンド会員がANA便に搭乗する場合(同一便に搭乗する同行者一名も入れます)
スターアライアンスゴールドやプライオリティパスでは利用できません。
スターアライアンスゴールドメンバーでエコノミークラスの場合は、クリスフライヤーゴールドラウンジを利用できますが、当然シルバークリスラウンジの方が良い設備、良い食事、良い飲み物を揃えています。
ドリンク・フード
まずは飲み物から。
ソフトドリンク。コカ・コーラが、通常版、ライト、ゼロの3種類用意されており、気分に合わせてチョイスすることができます。これはもう素晴らしいですね。ゼロ以外の気分になることはほぼないのですが、もてなされてる感じがして気分が上がります。
あ、普通のオレンジジュースとかアップルジュースもありますよ。
炭酸入りポカリ味の100PLUSは別枠で置いてあります。そんなに人気なの?
紅茶はTWG飲み放題。
お酒。なんかいろいろありました。シャンパンもあるっぽいです。
お次はフード。まずはパン。
クロワッサンがこの旅行中食べたクロワッサンの中で一番おいしかったです。ホテルを超えてます。
フルーツはオレンジ、パパイヤ、スイカ、パイナップル。
スイカは種が入りにくいようにカットしてあるのでとても食べやすいです。
ホットミールも充実。写真取れてないですがもう一列くらいありました。
サラダもあります。
カレーやヨントーフ(醸豆腐)はカウンターで注文すると作ってもらえます
シルバークリスラウンジの食事はホテル朝食並みですね。さすがです。
シャワー
シルバークリスラウンジにはラウンジ内にトイレとシャワーがあります。
シャワーを利用したい場合は、シャワー室付近にいる係の人に言って呼び出しアラームを受け取り、それが鳴ったら利用しにいくという流れでした。
息子と二人で利用させてもらいました。
「こういう場所で小さい子と一緒に入る時は風呂桶があったら楽だよなー」と思って風呂桶持参したのに預入荷物に入れてしまって使用できず。。まぁ風呂桶は洗濯で大活躍したからいいか。
シャワーは頭上から出るやつとハンドシャワーで水圧は十分。
シャンプーとボディーソープは備え付けられてます。
ドライヤーは思いのほかパワフル。
ティッシュとか髭剃りも置いてあります。
洗面台もあります。
汗を流して一息ついたころ、搭乗時刻が近づいてきたのでゲートに向かいます。
復路:シンガポール航空SQ672便(B787-10)のビジネスクラスに搭乗
この旅行最後のフライトです。
息子と横並びでギリギリ寝れる幅があったのでよく寝ることができました。
息子さんは搭乗時点で寝てたので、離陸時の耳抜きとかは特にせず。
お菓子とか、飲み物とか、ぐずった時用の動画とか色々用意しましたが使用せずに済みました。
往復ともにサクッと寝てくれたので「子連れ飛行機のコツ」みたいなライフハックブログ記事は書けませんでした奥の手は使わないに越したことはないでよね。
行きと同じ飛行機なので座席とかの紹介は割愛。
帰りの便ならではのことといえば、SQ672便はシンガポール発なのでブックザクックで機内食を事前にオーダーしておきました(日本発だと成田/羽田発のみ)。出発24時間前までオーダーできます。
たくさん種類があるので目移りしますが、ミーハーなので事前調査で一番人気っぽいロブスターテルミドールをチョイス。
着陸2時間前の日本時間6:30に出てきました(離陸直後も選択可能)。
息子が寝ていたので妻と交互に座席を移動していただきました。
機内食でロブスターだなんて豪華ですね。
ただ、自分で選んでおいてアレですが朝食として食べるには重かったです。
甲殻類大好きな妻は喜んでました。
食後ほどなくして無事着陸。
モルディブ旅行が終わってしまった。
また行けるように色々頑張ろう。
モルディブ旅行全体については下記事でまとめてます。よろしければどうぞ。
以上、1歳幼児連れでシンガポール航空B787-10ビジネスクラスに乗って中部国際⇔チャンギ空港を往復してきた話でした。
やっぱり新しい機材は良いですね。