今回の記事は2019年のGWのベトナム旅行の特典航空券をANAマイルで発券した話です。
夫婦2人+1歳幼児の3人旅行になりますので、子供分は幼児運賃を支払っています(ANA&アシアナ航空)。
息子が1歳ちょっと前の時にタイのサムイ島に連れて行ったことがあり、その経験からのんびり過ごせるリゾートなら幼児連れでも大丈夫ということが分かっているので、今回の旅行先もリゾートから選択。
今回の旅行先は、みんな大好きベトナムのフーコック島です。
フーコック島には、JW マリオット フーコック エメラルド ベイ リゾート & スパというお高いマリオットのホテルがあるのですが、マリオットの旧トラベルパッケージを利用するとお得に宿泊できるんですよ。ここでリゾートホテルステイを満喫してきます。
フーコック島まではホーチミンで乗り継ぎがありますが、ベトナムはタイよりも近いですから飛行機移動の負担も少ないはず。
2018年GWのタイのサムイ島、7月のハワイ、2019年2月のモルディブときて今回のフーコック島で息子が幼児料金で乗れる2歳未満の期間が終わります。
これ以降は国内旅行にシフトしていく予定です。3歳未満は国内線が無料ですからね。
今回発券した旅行のルートは下のような感じで、往路の日本ーホーチミン間はANAビジネスクラス、復路のホーチミンー日本間はアシアナ航空のビジネスクラスになっています。
おまけに国内旅行の片道分もくっつけて発券しました。
ちなみに大人分を予約したのは2017年の7月です。
幼児分の航空券を最近手配したのでようやく記事化することができました。
Contents
ベトナム旅行+αの旅程
中部国際空港
↓
成田空港:出発地
↓(ビジネス)
ホーチミンシティ:目的地
↓(エコノミー)
フーコック
↓(エコノミー)
ホーチミンシティ
↓(ビジネス)
中部国際空港:ストップオーバー
↓
成田空港
↓
新千歳空港:到着地
・特典航空券関連費用(赤字の分)
必要マイル数:63,000マイル/人
税金など:14,410円/人
上の必要マイル数や税金は大人一人分です。一緒に連れていく幼児の国際線の料金は旅程の後に記します。
・中部国際空港→成田(ANA)
運賃:16,550円/人
国内線なので3歳未満幼児は無料です。
・ホーチミン⇔フーコック(ベトナム航空)
運賃:15,760円/人
幼児は1,430円
この旅程のポイントは国際線のホーチミン⇔日本の往復旅程に、片道の国内線をくっつけていることですね。
1.5旅行分を1まとめで発券したわけです。
このような発券をするためには以下の2つのルールに沿う必要があります。
・出国する便と帰国する便の少なくとも1つを提携航空会社にする
・出発地と目的地ではストップオーバーできない
ANAマイルを使った特典航空券発券のルールについては下記関連記事をご参照ください。
旅程詳細
初日:中部国際→成田空港→ホーチミンシティ
成田空港乗り継ぎでホーチミンシティへ。
そういえば初めてANAのビジネスクラスに乗ります。フルフラットではないのが残念ですがANAビジネスを満喫したいと思います。
この日はホーチミンのホテルに宿泊します。
今見ると深夜着ってのはイケてないですね。
2~8日目:フーコック島滞在
フーコック島へ移動し、トラベルパッケージで予約したJWマリオットに7泊します。
部屋やビーチでまったり過ごす予定です。
9日目:フーコック→ホーチミン
ホテルをチェックアウトし、フーコックからホーチミンへ。
その日の夜に仁川行きの飛行機に乗って機中泊。
10日目:仁川空港→中部国際空港
仁川で乗り継いで中部国際空港には10:05着予定。
ここで2か月ほどストップオーバー。
x日目:中部国際空港→成田空港→新千歳空港
2か月ほど間をあけて、成田乗り継ぎで新千歳空港へ(直行便は出なかった)。
帰りの便は別で手配予定です。
国際線特典航空券に紐づける幼児の運賃
日本の国内線は3歳未満の座席を占有しない(大人の膝の上に座る)幼児は無料ですが、国際線は座席を占有しなくても運賃が必要です。
今回発券した特典航空券の旅行時、うちの子供は1歳なので座席を占有しなければ大人運賃の10%である幼児運賃を支払えば一緒に連れていくことができます。
ここで大切なのは、幼児分の航空券の発券を申し込む航空会社によって同じ旅程でも幼児運賃が変わるということです。
ANAの場合の幼児運賃
ANAの場合は自社だろうがスターアライアンス提携航空会社であろうが割引なしの正規料金を基準に幼児料金を計算するので、想像以上に高い値段になります。
今回の旅程の幼児料金をANAのコールセンターで発券しようとすると、48,320円必要です。
内訳↓
ANA運行分:34,000円(エコノミーだと26,000円)
アシアナ航空運行分:14,320円
合計:48,320円
以前、ANAマイルでタイ航空の特典航空券を発券したのですが、その時もANAよりもタイ航空で案内された幼児料金の方が圧倒的に安かったです。
往復ともにANA便の場合は、高くてもANAで幼児分の発券をするしかありません。
ただ、2018/12/1から往復ANA便の場合に限り、大人の10%分のマイルでANA国際線の幼児航空券を発券できるようになったので、幼児分のマイルを持っている人は全便ANA便を選択した方がお得に発券できると思います。
提携航空会社の場合は後述する通りANAよりも安く発券できますが、大人の10%分のANAマイルでの発券はできません。
今回の旅程のように片道ANA・片道提携航空会社の場合もマイルでの幼児分発券不可です。
ANAコールセンターの連絡先は下のリンク先の国際線 航空券の予約のところです(年中無休24時間対応)。
アシアナ航空の場合の幼児運賃
別件で空港に行ったときに、アシアナ航空のカウンターによって発券しました。
ANAの国際線特典予約番号をコールセンターの方に伝えるとスムーズに手続きできます。
アシアナ航空の連絡先(平日 8:00~19:00、年中無休)↓
クレカ決済可能なのは9:00-17:00なので要注意。
今回の旅程ですと、息子の幼児運賃は31,900円(税金340円、発券手数料2,160円込み)でした。
ANAで発券するよりも16,420円安く済みましたよ。
幼児分の予約に必要なのは名前、性別と生年月日の情報のみで、パスポートは搭乗までにあればいいみたいです。
安くすんで良かったと思ってたらアシアナ航空から電話が。
・ビジネスじゃなくてエコノミーにしちゃった♪
・幼児分は発券手数料無料なのに間違って徴収しちゃった♪
・この旅程だとアシアナ航空では発券できないのに発券しちゃった♪
こんな感じで色々ミスってたから、いったん全額返金処理します。
幼児分の予約はANAとアシアナ航空に連絡して改めて取り直してとのこと。
アシアナ航空から新たに案内された幼児料金は以下の通り。
ANA運行分:34,000円
アシアナ航空運行分:11,320円
合計:45,320円
アシアナ運行分はANAコールセンターより3000円ほど安いけどANA運行分はやっぱり高ぇー。
往復分マイル払っても良いからマイルで発券したいですが、片道発券できないので諦めて払うしかありません。
バシネットとか離乳食とか
可能であればバシネットを利用したかったのですが、ANA&アシアナ航空の利用制限体重を超えているので今回は断念しました。
アシアナ航空のバシネット利用基準↓
・ビジネススマーティウムクラスの座席: 身長71cm以下+体重10kg未満の場合
・その他の全クラスの座席: 身長76cm以下+体重14kg未満の場合
ANAのバシネット利用基準↓
・ サイズ:85cm × 45cm × 33cm
・ お子様の体重:10kgまで【ANA公式サイト】小さなお子様連れのお客様 。ANAが提供する国際線の各種サービス情報はこちらから。旅の計画・準備はANAのホームページで。
アシアナ航空の子供用の食事は以下の3種類で、ホーチミン→仁川便はベビーミール、仁川→中部国際便は離乳食をお願いしました(変更は出発24時間以内なら可能)。
ベビーミール(ペースト状。1歳くらいまで)
離乳食(固形のやわらかい食事。1~2歳用。仁川空港出発便のみ)
チャイルドミール(2~11歳用)
ANA便の場合は特に選択できませんでした。子供の年齢に応じて自動で決めてくれるようです。
乳幼児分の預け荷物は10kgで、それとは別にベビーカーなどを無料で預けることができるようです。
高い正規料金の10% or 大人のマイルの10%分から選べるANA便と幼児運賃の安いスターアライアンス加盟提携航空会社の便を自分のANAマイル保有状況に応じて使い分けるとお得に幼児連れ旅行をすることができますよ。基本的にはマイルで発券するのがお得かと思います。
ちなみにJALも大人の10%分のマイルで座席を使わない2歳未満の幼児分の航空券を発券できます。
【2017年11月16日(木)からのお取り扱いに関するご案内】
座席を必要としない2歳未満のお子さま(幼児)は、大人の必要マイルの10%マイル数でJAL国際線特典航空券をご利用いただけます。
※同伴する12歳以上のお客さまが同じ種別の特典航空券をご利用する場合に限ります。
以上、2019年GWのベトナム旅行の特典航空券をANAマイルで発券したよって話でした。