ハワイ挙式の撮影オプションにはホテル内撮影というものがあり、このオプションを付けるとホテルの部屋を出てからリムジンに乗り込んで教会に出発するまでの写真を撮ってもらえます。
私たちが利用したP会社RGBハワイのホテル内撮影オプション料金は$150。安い。
ハネムーンで泊まるような高級ホテルは廊下、ロビー、階段のどこを撮っても絵になるようになってます。ここで撮影しない手はありません。
アルバムを作るときに雰囲気の異なる写真があると作りやすい&見ていて飽きないので付けて良かったオプションでした。
え?シーン違いはビーチ撮影するからいらん……って?
晴れればそれでもいいかもしれないけど雨が降ったらどうするの?
当日の天気は自分でコントロールできないよ?
ホテル内での撮影は天気の影響を受けにくいので、雨対策としてもオススメです。
どうでしょうか。このオプションを付けないなんてとんでもない。ということが理解できましたでしょうか。
よっしゃ、いっちょホテル内撮影すっか!と決意したら次はどのホテルで撮ろうかな~と調べると思います。
検索で写真はでてきますが、それがそのホテルのどこかは出てきません。
挙式当日は時間に余裕がなく、限られた時間の中でホテル内の撮影スポットを回って撮影するため、どこでどう撮るかはカメラマン任せになります。
初見の場所で希望を伝えられるかっていったら無理なんですよ。
事前にどの場所で撮られるか分かっていれば、その場所でこう撮りたいという希望を本番中に伝えることができると思いませんか?はい、思いました。
希望も何もメニューが分からんからお任せになるという問題に対して、本記事ではホテル内撮影スポットを視察して、撮りたい写真のイメージを膨らませておくことを提案します。
今回の記事では、自分たちが利用したハレクラニと、ハネムーン宿泊候補に挙がったロイヤルハワイアン&モアナサーフライダーの計3軒のホテル内撮影スポットを紹介します。
ハレクラニ
まず、私たちがホテル内撮影をした天国にふさわしい館ことハレクラニの撮影スポットについて書いていきます。
ハレクラニの撮影場所をマップに記すとこんな感じになります。
私たちの場合、オーキッズ前の階段からスタートし、そこから二階に上がってラメール前の広間→降りてベランダ前の段差→通路を通ってリムジンへという流れで撮影しました。
1)から順に紹介していきますね。
1) オーキッズ入り口前方の階段
花嫁、階段で振り向き姿の写真撮りがち。
定番スポットですね。
ハレクラニで階段の写真といったらここで撮られたものです。
鏡にうつったシャンデリアが良い雰囲気を出してます。
というか階段の色から手すりから扉からさりげなく飾られてる花からなにからなにまで最高ですね。
個人的ベストオブ階段です。
ここで撮って映えなかったらどこで撮ってもダメだろうって気さえしてきます。
階段の上から撮ってもらってもいいかもしれませんね。
ラメールへのお客さんの通行の妨げになるのを防ぐため、2017年くらいから11:30~14:00の間と15:00以降はこの階段でのウェディング撮影ができなくなりました。
私達は2015年にここで11:30~11:50頃撮影しましたが、もうそのスケジュールでは撮影できなくなってます。
私達と同じ13:00挙式開始にすると階段撮影ができないかもしれません。お気を付けください。
2) 二階のラメール前の広間
1)の階段から2階に上がったところです。
窓際に立ったりして撮影しました。
私たちはニタリとした半笑いで写ってしまったので、アルバムにここで撮った写真を使うことはできませんでした。。
ドレス&タキシードに合う上品な微笑みの練習をしておきましょう。
3) レストラン「ベランダ」前
ここも映えないわけがない鉄板スポットですね。
この扉の前の段になっているところに座って撮影した写真をアルバムの表紙にしました。
ベランダ営業時間中(15:30-17:30)は中にいるお客さんが写ってしまうので、 おそらく撮影できないと思います。
4) 廊下
歩いているところを撮影しました。
この廊下はガーデンから見るとこんな感じになっています。
ここを歩いている写真はお気に入りです。
5) 廊下
4)の廊下でもそうですが、宿泊客の通行の妨げになるのはNGなので人通りの多い通路で止まってポーズをとるのは無理だそうです。
ルールを守っていないと係の人が注意しに来るそうですよ。
なので、4)と5)の廊下での撮影は動きながら行いました。
移動しているところを撮影しているのでOKという解釈らしいです。
ハレクラニのホテル内撮影は宿泊者限定になりますが、泊数によらず施設使用料は不要なのが嬉しいところ。
残りの2軒のホテルは宿泊日数によっては施設使用料が発生してしまうので、短期滞在の人はハレクラニを選ぶことで施設使用料を払わずに済みますね。
まぁ、施設使用料がなくても宿泊費が天国にふさわしい感じですが。
ハレクラニについては以上です。
ロイヤルハワイアン
次は、「太平洋のピンクパレス」こと ザ ロイヤルハワイアン ラグジュアリーコレクションリゾートワイキキ(以下ロイヤルハワイアン)のホテル内撮影スポットを紹介します。
私達はハレクラニで撮影したので、今回紹介する撮影スポットは「ロイヤルハワイアン ウェディング」で画像検索して出てくる写真が撮影された場所になります。
現地でわざわざ探し出してきました。
ハワイ旅行中になにやってんだかって気もしましたが、ウェディング撮影に使われる場所は写真映えする場所なので旅行中のスナップを撮るのにも向いてるんですよ。
だから無駄な時間を過ごしたわけではないんです。そうなんです。
では見ていきましょう。
まず、撮影スポットをロイヤルハワイアンのマップに示すとこんな感じです。
1)から順に見ていきますよ。
1) 入り口(ココナッツグローブ側)
ロイヤルハワイアンショッピングセンターから歩いてロイヤルハワイアンに向かうとこの入り口に辿り着きます。
これぞロイヤルハワイアンって感じですね。
ココナッツグローブでは芝生上での撮影もできます。
逆サイドの車寄せのある側の入り口もこちら側とは建物の形が変わってて良い感じですよ(写真撮り忘れたけど)。
2) ヒストリックウィングエレベーター前
ヒストリックウィングエレベーター前にハワイの地図が飾ってあり、 この地図の両脇のイスに座って撮影している人が多いです。
ロイヤルハワイアンって書いてますから、宿泊の記念写真にも良いですね。
3) 階段
ウェディング撮影でマストな階段も完備。
メインロビーを海側に向かって歩いて行くと、 左手にひっそりとレンガ造りの階段があります。
ひっそりとし過ぎてて何度か通り過ぎました。
4) 廊下
この廊下いいですよね。歩いてよし、柱にもたれかかってもよし。
赤丸の地点から奥側を撮ると、柱沿いに飾られている花が写って良い感じです。
5)メインロビーから海側を臨む
メインロビーから海を見ると、 逆光で建物の曲線のシルエットが美しい絵が撮れます。
6)ロビー(lower lobby)
豪華な印象の広いロビーです。
大きなソファもあるので座った写真も撮れます。
ロイヤルハワイアンは外壁のピンク、内壁のホワイト、逆光のシルエット、芝生や南国植物といったグリーンもありと、 同じホテル内の写真でも雰囲気が異なる仕上がりにすることができます。
同じような色合いの写真が続くとアルバムにした時見飽きやすいので、場所ごとに背景の色が変わるロイヤルハワイアンはかなりオススメなホテルになります。
ハレクラニ以外で選ぶとしたらロイヤルハワイアンで撮りたいですね。
敷地使用料について
ロイヤルハワイアンをホテル内撮影に使用する場合、注意しておかなければいけないことがあります。
それは、敷地使用料が発生するケースがあるということです。
ハレクラニは1泊でも宿泊していれば敷地使用料は発生しませんでしたが、ロイヤルハワイアンは4泊以上もしくはロイヤルハワイアンで挙式かレセプションを催さない場合、敷地使用料が発生します。
a) 4泊以上 敷地使用料:無料
b) ロイヤルハワイアンで挙式かレセプションを催す 敷地使用料:無料
c) 3泊以内 敷地使用料:500$(税抜)
d) 宿泊無し 敷地使用料:1000$(税抜)
敷地使用料の条件は現地主導で予告なしに変更される可能性があるので、実際の撮影前にP会社やホテルにご確認くださいね。
以上、ロイヤルハワイアンのホテル内撮影スポットについてでした。
宿泊した時の記事↓
モアナサーフライダー
ホテル内撮影スポット3軒目は「白亜の貴婦人」、「ワイキキのファーストレディ」の愛称で親しまれている モアナサーフライダーウェスティンリゾート&スパ(以下、モアナサーフライダー)のを紹介します。
モアナサーフライダーはワイキキで最も歴史のあるホテルであり、 そのエレガントな佇まいからウェディング撮影の人気が非常に高いホテルです。
現在、ウェディング撮影に使用できる場所は、 本館正面玄関前、本館ロビーの階段、タワー館1階回廊、バニヤンツリーエリアになります。
以前は撮影できた5階&6階の撮影スポットはウェディング撮影禁止となってしまいましたので、そこで撮影するためにモアナサーフライダーを選ぼうとしている方は、ホテル選びを再考した方が良いかもしれません。
それではこれまでのように撮影スポットのマップから示していきます。
1)から順に紹介していきますね。
1) 本館正面玄関前
This is the モアナサーフライダー!という写真が撮れます。
ただ、ワイキキのメインストリートであるカラカウア通り沿いなので、アゲアゲな観光客どもからのコングラッチレーションを浴びながらの撮影になります。
恥ずかしがり屋には向いていないかもしれません。
2) ヴィヴィアンウエストウッド前
ネット上ではここで撮った写真は見当たりませんでしたが、通りかかった時にその日結婚式を挙げたであろう新郎新婦がここで撮影していました。
3) 本館ロビーの階段
定番スポットですね。良い雰囲気。
ハレクラニ&ロイヤルハワイアンの階段よりも幅が広めなので、ドレスの形によってはこちらの階段の方が向いているかもしれませんね。
4) バニヤンツリーエリア
樹齢100年以上の大きなバニヤンツリーが印象的な中庭エリアです。
5) 廊下の合わせ鏡
バニヤンウィングとダイヤモンドウィングをつなぐ廊下の途中に合わせ鏡があり、 ここでは不思議な雰囲気の写真が撮れます。
もしかしたらここも撮影禁止場所かも。。
・ウェディング撮影禁止になってしまった場所について(5階&6階)
残念ながらプロのカメラマンによるウェディングが撮影禁止になってしまった場所を紹介します。
見てもらえば分かると思いますが、6階が撮影禁止だと結構辛いですよね。
絶対モアナサーフライダーのロビー階段でウェディングフォトを撮るんだ!っていう強い想いがないならハレクラニやロイヤルハワイアンの方が良いんじゃないかな。。
ウェディング撮影ではなく、普段着かつ自分のカメラでちゃちゃっと撮影する分には問題ないと思われますので宿泊記念にどうぞ。
もちろん他の人の邪魔にならないようにしてくださいね。
a) 6階廊下
バニヤン・ウィング・エレベータで6階に上がり右手側ダイヤモンドウィングへの通路が撮影スポットでした。
ここで長時間通路をふさいだカップルが続出→ 他の宿泊客から苦情殺到→5,6階のウェディング撮影禁止ってなったのではないかと推測します。
ここ以外の場所はそんなに人の通行の邪魔になる場所じゃないですから。。
b) 6階廊下突き当りのテラス
上の廊下の突き当りにあるテラスです。
実はテラスの先は隣の建物の白い壁だったりするのですが、 露光を+補正にして壁を白く飛ばすことで「希望の光の中に踏み出す花嫁」みたいな写真が撮れます。
c) 6階エレベータそばのテラス
6階エレベータを出てすぐ近くにあるテラスです。
海と空が見えるので開放感抜群です。
d) 5階エレベータ横の窓
バニヤンウィングエレベータで5階に行き、その横にある小窓です。
実際に行ってみるとなんてことない場所ですが、 プロのカメラマンは雰囲気のある写真に仕上げていました。
雰囲気の良い5,6階が撮影禁止になってしまったのは残念ですが、 現在撮影できる場所でも十分素敵な写真を撮影できると思います。
難点を挙げるとすれば、前の2軒のホテルよりも観光客、他のカップル、宿泊客で混雑していることでしょうか。
敷地使用料について
モアナサーフライダーもロイヤルハワイアンほど条件が厳しいわけではありませんが、 敷地使用料が発生することがありますので、注意してください。
3泊以上宿泊する場合 敷地使用料:無料
ホテルで挙式かレセプションを催す場合 敷地使用料:無料
2泊以下もしくは宿泊しない場合 敷地使用料:500$(税抜)
宿泊日数に気を付けましょう。
以上、モアナサーフライダーのホテル内撮影スポットについてでした。
宿泊した時の記事↓
終わりに
以上、ハレクラニ、ロイヤルハワイアン、モアナサーフライダーのホテル内撮影スポットを館内マップと写真付きで紹介するよって記事でした。
皆さまのハネムーンホテル選びの参考になれば幸いです。
残念ながらホテル内撮影の規制は年々厳しくなる方向に向かっているようです。
未来のカップルがホテル内撮影できないなんてことにならないように、 ルールを守って楽しみましょう。
ルールを守らない人が多くなるとそのルールはどんどん厳しくなるものですから。。
ダウンタウンのウェディングロケーション撮影スポットも回ってきました。↓