iPhone6にJMB WAONを内蔵する話です。
全3回にわたって書いてきましたが今回が完結編になります。
前々回:JMB WAONの入手・設定
前回:JMB WAONの基盤の取り出し方
今回: 取り出した基盤をiPhoneに内蔵する方
前回のJMB WAONカードの基板を取り出す話は↓
JMB WAONカードの中身さえ取り出してしまえば、後は他のFelicaカードと同じ流れで作業で内蔵できるし別に書かなくても良いんじゃね?とほったらかしてましたが、せっかくここまで来たので完結させておきます。
iPhoneはネジ外しちゃうとAppleの保証が効かなくなるので自己責任で。
ばらすのが怖い、めんどくさいという方は、下の写真のようにiPhoneケースの裏に仕込むというのも有りです。
iPhone本体/電磁波防止シートx2/JMB WAON基板/ケース
という風にしていました。
電磁波防止シート1枚だとWAONステーションはOKでしたが、ミニストップのレジでNGだったので、2枚重ねにしています。
注文した星型ドライバーの発送が遅れてたので、しばらくケース裏に入れて使っていましたが、正直これで十分です。
保証無くすリスク冒してまで分解して内蔵する意味あんの?
どうせiPhoneケース使ってるでしょ?厚さも見た目も変わらないんだからケースの間に挟めばそれで良くね?
って感じです。
私はもう「内蔵するよね」とか書いちゃった手前引き下がれないので内蔵しましたけどね。。
それではiPhoneにJMB WAON基板を内蔵する手順です。
iPhoneにJMB WAON基板を内蔵する手順
1) iPhoneの電源を切る
2) 充電ケーブルをさす穴の両脇にある星型ネジ(トルクスネジ)を外す。
3) 吸盤を画面にくっつけて引っ張り、出来た隙間にピックをねじ込む
4) ピックで少しずつ開ける
ディスプレイ上部は丸で囲ったツメの部分が本体に差し込まれているので、下方向にスライドすると外せます。
5) 丸で囲っている+ネジをはずす(サイズは♯00)
Amazonで買った分解キットのプラスドライバーが粗悪品で、使えなかったのでホームセンターで精密ドライバーセット買ってきました。
液晶側と本体側を分離した方が作業しやすいですが、私はコネクタに触りたくなかったので
くっつけたまま作業しました。
6) 電磁波防止シートx2枚とJMB WAON基板セットを隙間に入れる
当然画面側がJMB WAON基板です。
JMB WAONの配線が引っ掛かって切れる可能性を下げるために、基板シートをラップでくるんだ状態で入れました。
その分厚みは増しますがちゃんと収まりましたよ。
7) +ネジを全部締める
JMB WAON基板を取り出すときにまた空けるのでゆるめにしておきましょう。
8) 液晶パネルを閉じて星形ネジを締める
膨らんで隙間ができるなんてこともありませんでした。
9) 動作確認
私はPaSoRiを持っていないので、お店でテストしてきました。
イオンでの動作確認では問題なく買い物ができました。
以上でJMB WAON内蔵作業完了となります。
今回の作業で大変だったところはiPhone内部の+ネジを外すところですね。
安いドライバーだと精度がいまいちなので、ネジ穴を潰すのではと冷や冷やしながら作業しました。
JMB WAON内蔵にかかった費用
アセトン(500ml):1000円
カードをアセトンに浸す用のガラス容器:300円
JMB WAON再発行費用:500円
電波干渉防止シート:980円
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iPhone分解セット(粗悪品):380円
精密ドライバーセット:300円
合計:3460円
以上、iPhone6にJMB WAON内蔵したって話でした。
やっぱりJMB WAONが使えるとガンガンJALマイルが貯まっていい感じです。
iPhoneにJMB WAONを内蔵して以来、会計時にコンビニの店員さんに話しかけられることがあります。
店員「一個質問しても良いですか?」
私「どうぞ」
店員「なんでiPhoneなのにWAON使えるんですか?」
私「中にWAONカード入れたんですよ」
店員「あー、なるほど。不思議だったんですよー」
みたいな感じで。
コンビニの店員でも良いから会話イベントを起こしたいって人もJMB WAONを内蔵してみてはいかがでしょうか。ストーリーが始まるかもしれませんよ。
てか、iphoneでWAONが使えないと認識しているってだけで仲良くなれそうですよね。
大半の人はそんなこと興味ないですから。
・2017/10/22追記
iPhone6に内蔵してたJMB WAON基板を取り出した話を書きました。
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