AMEXとダイナースで公共料金は支払うな!特定加盟店ポイント付与率半減の罠。


クレジットカード利用でポイントを貯める王道は、
日常の全ての支払いを一枚のメインカードに集約させることです。

メインカードのポイントは、ポイントの還元率&使い勝手がよく、また有効期限の長いもの(理想は無期限)が好ましいです。

そういった観点から探すと、100円で1ポイント付与されるポイントが複数の航空会社マイルに1ポイント=1マイルの交換率で交換でき、ポイント有効期限の存在しないAMEXカードとダイナースカードはメインカードにふさわしいカードと言えるでしょう。

私もSPG AMEXをメインカードとして使用しています。

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AMEXとダイナースで公共料金は支払うな!

ただ、この2カードにすべての支払いを集約させることはお勧めしません。
なぜなら、AMEXとダイナースは特定加盟店のポイント付与率を半減させているからです(ダイナースは2016/8/20から半減します)。
しかもその特定加盟店は電気代等の公共料金です。

詳細は以降に書いていきますが、まず結論を書きます。
AMEX利用者で電気、ガス、水道料金を払っている方は、200円毎に1ポイントしか付与されていません。
ダイナース利用者で電気料金とふるさと納税の支払いをしている方は、200円毎に1ポイントしか付与されません。
上記支払いをされている方は他のカードでの支払いに切り替えた方がポイント的にお得になる可能性が高いです。

それでは、1)AMEX, 2)ダイナースの順でポイント付与率が半減する加盟店・条件を詳細に見ていきましょう。

1) AMEXカード

対象外カード:なし
ポイント付与半減加盟店
AMEX加算減額.jpg

電力会社と一部のガス・電気・税金の支払いが200円毎に1ポイント加算となっています。
現在、AMEXGoldカードは公共料金支払い1件につき2000ポイントという激しい入会キャンペーンをやっていますが、
入会キャンペーン分のボーナスをもらった後は還元率悪いので、すぐ別のカードに支払い切り替えましょう。
次に説明するダイナースはポイント半減対象外カードがありますが、AMEXはなさそうですね。
ほぼ全てのカードのポイントの説明に上の表が載っています。
・AMEXカード:メンバーシップリワード

メンバーシップ・リワードでは、基本的には100円=1ポイントのポイント加算となりますが、一部加盟店は異なります。このページでは、メンバーシップリワードのポイント加算対象外となる加盟店、200円=1ポイントで加算される加盟店を紹介します。
・ANAアメックス:ANAマイル
メンバーシップ・リワードでは、基本的には100円=1ポイントのポイント加算となりますが、一部加盟店は異なります。このページでは、メンバーシップリワードのポイント加算対象外となる加盟店、200円=1ポイントで加算される加盟店を紹介します。
・デルタアメックス:スカイマイル
メンバーシップ・リワードでは、基本的には100円=1ポイントのポイント加算となりますが、一部加盟店は異なります。このページでは、メンバーシップリワードのポイント加算対象外となる加盟店、200円=1ポイントで加算される加盟店を紹介します。
・スカイトラベラー:メンバーシップリワード
メンバーシップ・リワードでは、基本的には100円=1ポイントのポイント加算となりますが、一部加盟店は異なります。このページでは、メンバーシップリワードのポイント加算対象外となる加盟店、200円=1ポイントで加算される加盟店を紹介します。
*SPGとペルソナは1%加算ではない加盟店が一部あると記載されていました。

続いてダイナースクラブカードについてです。

2) ダイナースカード(ダイナースプレミアム含む)

対象外カード:JALダイナースカード、デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード、MileagePlus ダイナースクラブファースト、MileagePlus ダイナースクラブカード
ポイント付与半減加盟店

ダイナース改悪.jpg

ダイナースに2016/8/20売上到着した分から上記加盟店での利用について200円につき1ポイントに改悪されます(ダイナースプレミアムも含む)。

通常のダイナースは還元率半減。
ダイナースプレミアムに至ってはこれまでの1/4にまで還元率が減ってしまうので、
8/20移行に電力会社への支払いが発生しないように、他のカードに切り替えましょう。

ふるさと納税も狙い撃ちされていますので、ふるさとチョイスやさとふる経由でのふるさと納税にダイナースカードは使わないようにしましょう。

・9/2追記
ダイナースカードのポイント半減対象加盟店が2017年10月21日以降さらに増えます。
今回ポイント半減対象に追加されたのは水道料金、ガス料金、税金・公金です。

・2018/9/18追記

2018年12月16日からダイナースカードのポイント半減対象加盟店がさらに増えます。

ETCや携帯電話料金もダメになってしまうようですね。。

総合病院等大型病院、有料道路通行料金、ETC利用料金、保険料、プロバイダー等通信料、電話・携帯通話料、有料放送サービスおよびそれら加盟店のご利用

同時にANAマイルに交換できるポイント数も年間8万ポイントから4万ポイントに減らすねって発表(2018/12/21~)。サラリと凄い改悪ですね。

AMEXも2019/1/1からANAマイルの交換上限は年間8万ポイント4万ポイントに減ってしまいますが、今回ダイナースで半減対象になった加盟店はまだ半減しないようです(この辺はAMEXとダイナースで足並みそろえて改悪してきているので時間の問題な気もしますが。。)。

ポイント・プログラム「メンバーシップ・リワード®」より重要なお知らせ | お知らせ - アメリカン・エキスプレス(アメックス)

以上、AMEXとダイナースは公共料金支払いのポイント付与率を半減させているから気を付けてねって話でした。

いつのまにかポイントを損していたなんてことにならないように、カード会社の規約変更には注意していかないとですね。

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