多くのFX業者は月曜朝のオープン時刻を7:00に設定していますが、2016/1/11のランド円のように相場大変動が起きて超絶下窓を開けた場合、オープン後にレートを見てからでは入金が間に合わず、ロスカットになってしまう恐れがあります。
しかも、そんな時の下窓はたいていすぐに閉まってしまうので、「あの一瞬さえ耐えきっていれば…」と悔やんでも悔やみきれない事態になります。
あの時のランド円もその日のお昼ごろにはかなり戻していました(下写真)。
月曜早朝に為替レートを確認する方法
週初めの窓開けでロスカット……
始値が週末の終値よりも飛んでいたら想定よりも大きな損失を被ることになります。
月曜オープンの7:00よりも前に為替レートを確認できれば、ロスカットにならないように入金することで、このような悲劇を防ぐことができますよね。
そこで、今回の記事では月曜早朝(7:00前)に為替レートを確認する方法を3つ紹介します。
1) サクソバンク証券のホームページを見る
サクソバンクでは夏時間は3時から、冬時間は4時から為替レートを見ることができます。
ただ、スマホからだと字が小さくて見にくいです。
また、ブラウザがインターネットエクスプローラーだと見ることができません。
サクソバンクに口座を持っていれば、スマホアプリでもレートチェックができますが、レートチェックの為だけに口座を開くのは面倒なので、私は次で紹介する別の方法を取っています。
2) iPhoneの株価アプリでチェックする
iPhoneに最初から入っている株価アプリは意外と優秀で、為替レートを見れるように設定しておけば、月曜7時前でもレートチェックをすることができます(夏時間の月曜朝5:30でも見れた)。
ホームボタン→画面上から下へスワイプ
の2アクションで素早くレートを見れるのも良いですね。
さっと見て問題なければすぐ寝るわけです。
設定の仕方↓
株価アプリ→右下のマーク→Apple等のいらない株価を消す→左上の「+」を押す→追加したいレートを検索窓に入力・追加
レートの例
ドル円:USDJPY=X、オーストラリアドル円:AUDJPY=X、ユーロドル:EURUSD=X、上海総合:000001.SS 等々。
私の設定は下のような感じです。
3) IG証券のアプリを利用する
IG証券は月曜6時から取引することができますので、当然6時からレートチェックをすることができます(3月最終日曜日から10月最終日曜日の英国サマータイムの間は5時から取引可能)。
iPhone/Android用のアプリをインストールしておけば、IG証券の口座を開設していなくてもレートチェックができます。
アプリは下のURLでダウンロードできます。
こういったアプリは口座番号を入力してログインしないと相場情報を見れない業者が多いのですが、IG証券は良心的ですね。
アプリを起動してログイン画面右下の「リアルタイムレート」をタップすると為替レートを見ることができます。
レートをタップするとチャートも見ることができるのですが、重いのであまり使っていません。
レート表示はこんな感じ。
ちなみに、この日(2017/9/4)は週末に北朝鮮が核実験を強行したこともあって1円弱の下窓でした。
「月曜早朝の窓開け確認→やばそうなら入金」が目的ならば、レートチェックは6時で十分間に合います。
iPhoneユーザーなら「株価アプリ」か「IGマーケッツ証券のアプリ」を、
Androidユーザーなら「IGマーケッツ証券のアプリ」を
使用して毎週月曜朝6時頃にレートチェックすることをオススメします。
おまけ:
サマータイム限定になりますが、ライオンFXやJFXでも月曜朝6時からレートチェックおよび取引ができます(サマータイム以外だと両社とも7時開始)。
各公式のトップページにレートが出てるのでそれを見るのも良いですね。
私はレートチェック用ではなく取引用でライオンFXを利用しています。
NYZ/JPYロングのスワップが1万通貨当たり+60円と他社よりかなり高いんですよ。
以上、月曜早朝7:00前に為替レートをチェックする3つの方法でした。
理不尽な窓開けで資産を無駄に削られないように気を付けていきましょう。
過去の大きな週末イベントが発生した時に、どれくらいの窓が開いたかを下の記事でまとめたので気休めにどうぞ。そんなに大きな窓って開かないもんですよ。