7月に私、父、母、祖母、妹の5人で伊勢神宮内宮に行ってきました。
私自身は三重在住なので伊勢神宮に泊りで訪れることはほとんどないのですが、今回は県外から家族が来たということもあり、伊勢神宮内宮の近くにある伊久さんに宿泊して満喫することにしました。
伊勢神宮を回ろうとすると結構歩くので、参拝後すぐに休める方が良いかな、とね。
今回の記事では伊勢神宮内宮まで徒歩15分の好立地宿「伊久」の和スイートに泊まってきた話を書いていきます。口コミとかレビューとかそんな感じです。
宿の話だけだとアレなんで、宿の話の後におかげ横丁・おはらい町のおすすめ店と、日帰りの場合のおすすめ駐車場も書いておきます。
それではまず宿の話から始めます。
伊久では入り口で靴を脱いだらそこからはほとんど畳張りです。なんかリラックスできます。
エレベーターの中も畳張りですよ。
売店を抜けた先にあるロビーでは色浴衣のサービスもあります。
部屋に作務衣があったので私たち家族はみんなそれを着ていましたが。。
同じスペースに囲碁・将棋と子供用のおもちゃもおかれていました。
Contents
伊久のお部屋について
今回は和スイートのお部屋に宿泊しました。
入り口を入ってすぐにダブルシンクがあります。人数が多いときは2個あったほうが良いですよね。
部屋はこんな感じです。奥に見えるのはベッドルーム。
冷蔵庫にはサービスの伊勢茶と梅ジュースのペットボトルが人数分入っていました。
部屋のテーブルには伊勢神宮のお参りマナーが書かれた紙がおいてあり、本宮では「お賽銭を入れてはいけないこと」と「個人的なお願いをしてはいけないこと」を初めて知りました。。これまでずっと賽銭入れてたよ。。
ベッドルーム。ここで2人寝て、畳で3人寝ました。
各階の廊下に枕の貸し出しスペースがあるので、部屋の枕が合わない方はそちらで自分好みの枕を借りてきたらいいでしょうね。
部屋からの眺めは内宮へと続く森ビューです。
朝起きて外を見たら一面鮮やかな緑が広がっていて良い感じでした。
伊久の客室には全て客室露天風呂がついていますが、特別室以外は温泉ではありません。
高齢の祖母が三重に来ることはもう無い気がしたので、できれば特別室にしたかったのですが、定員が4名までなので利用することができませんでした。和スイートより広いのに。。
客室露天風呂には脱衣スペースや洗い場はありません。
伊久の客室には内風呂はなく、シャワーブース+客室露天風呂となっています。
今回の滞在では誰もシャワーブースと客室露天風呂を使用しませんでした。
まぁ温泉あったらそっち入るよね。
トイレも綺麗。当然ウォシュレット完備。
伊久のお風呂について
大浴場・貸切風呂共に利用時間は15:00~11:00で、2:00~4:30の間は清掃中で利用できないことがあるとのことです。
タオルは部屋のものを持っていくシステムです。
大浴場の入り口前にある湯上り処ではアイスキャンディー(夜)や牛乳(朝)のサービスがあります。冷水器もあります。
牛乳はフルーツ牛乳とコーヒー牛乳。風呂上がりの牛乳って別次元のうまさですよね。
無くなってもちょっと時間をおけば補充されますよ。
大浴場
大浴場は森の湯(岩風呂)と社の湯(ヒノキ風呂)が朝夕で男女入れ替わるので、どちらも楽しむことができます。上の写真は社の湯。
今回は男性が夕:森の湯、朝:社の湯でした(女性はその逆)。
「社の湯」の方が脱衣所に冷水器があったり、水風呂の水流が入ってる間は止まるタイプだったりといい感じでした。森の湯にも脱衣所に冷水器欲しいっす。。
温泉はアルカリ単純泉で、いわゆるヌルヌルする美人の湯ってやつです。
ちょっと消毒のにおいが鼻につきましたが、内風呂と露天風呂で湯温が異なってて(内風呂のほうがぬるめ)、好みに応じて入り分けれたり、サウナと水風呂もあって交互浴できたりとなかなか好印象。
サウナの定員は4人くらい、水風呂は1人用でした。
小さいけどほとんど貸切だったから気になりませんでしたよ。
貸切風呂
貸切風呂は4種類あり、入り口にある掲示板で湯浴中のランプが点灯していないところに入って利用するシステムです。
予約不要でいつでも何度でも無料で利用できるのがうれしいところ。
夢想の湯(天然温泉)
5人くらいは入れそうな広いお風呂です。
窓がなくて照明も暗めなので薄暗いですが、見えにくいほうが良いというニーズもあるでしょうから、そういった方は利用したらいいと思います。
青竹の湯(天然温泉)
4人くらいは入れそうなお風呂。片側の壁だけ竹でデザインされています。
伊勢の湯(天然温泉)
明るい浴室に2~3人は入れそうな楕円形のヒノキの浴槽。
なんとなくここが一番好みでした。
白絹の湯(白湯)
2~3人では入れる大きさのバブルバスです。
なんだかライトアップがムーディーだしカップル用ですかね。
伊久でのお食事
今回の滞在では朝夕食のプランで宿泊したのでざっくりとレポしておきます。
夕食
夕食の時間は17:30開始か20:00開始の2択です。
時間が中途半端すぎて寝る前におなかが空きそうor夕食までもたなさそうですが、下記時間帯に無料の軽食と夜鳴きそばを用意しているので、足りない人はそれで調節してくれとのことでした。
18:00-19:00:軽食(天むす)
22:00-23:30:夜鳴きそば(ラーメン)
夕食はどれも上品な味付けでおいしかったですよ。
乾杯用に1人1種ずつドリンクをサービスしてくれました。
下に7月に訪れた時の料理の写真を張っておきます。
料理は月替わりだそうです。
左上:季節の茶碗蒸し
右上:献上土器盛
左下:お吸い物と切飯
右下:お造り
左上:鮎の有馬焼(穴子との2択)、胡麻豆腐
右上:松阪牛岩塩蒸し(伊勢海老との2選択)
左下:鮑土佐酢ジュレがけ
右下:てこね寿司。伊勢うどんかお茶漬けにすることもできます
デザートはスイカゼリーがけと笹葛餅。
朝食
朝食時間は7:00-10:00です(最終入場9:30)。
和食と洋食のどちらかを選ぶ形になります。
和食はこんな感じ。少量多品種を食べるって贅沢ですよね。
一品の量は少なくても種類が多いので結構ボリューミー。
洋食はこんなん。こっちも美味しそう。
伊勢神宮は5時から空いているので早朝参りをする方用に4:30~5:30の間、お迎え処で軽食(かたぱんとコーヒー)を提供してくれます。
伊久から伊勢神宮内宮への道
伊久からおかげ横丁まで徒歩5分、伊勢神宮内宮まで徒歩15分で行くことができます。
玄関を出て階段を下りていくと、
ここに着きます。帰りの登りは高齢の祖母にとっては大変そうでした。
あとは看板の案内通りに歩いて最後に新橋を渡って赤福本店の横を過ぎるとおかげ横丁に到着です。宿からここまで徒歩5分程度。
ここを左に曲がって10分程度おはらい町を歩いていくと伊勢神宮内宮の入り口である宇治橋に到着します。
一応地図張っておきます。
おかげ横丁までの行き方を書いたので、そこら辺にあるおすすめのお店についても以下で書いていきます。
おかげ横丁、おはらい町にあるおすすめ店
三重に引っ越してきて早10年。
なんだかんだで毎年1回は伊勢神宮に訪れています。
そんな私がチョイスしたおかげ横丁、おはらい町にあるおすすめ店を3店舗紹介します。
お伊勢参りの際にほぼ必ず立ち寄るお店たちです。
赤福の赤福氷(520円)
いわずと知れた有名店ですね。
抹茶蜜のかかったかき氷の中に赤福のお餅とアンコが入っています。
2人で食べるとちょうどいいサイズ。
お茶はセルフサービスです。
赤福はおはらい町やおかげ横丁に複数個所ありますが、飲食スペースが広くて明るいおかげ横丁の店舗がおすすめ。
ここで食べ損ねても高速道路上りの御在所SAにある赤福茶屋でも食べれますよ。
ただこっちで食べたほうが本場感があっていいですよね。
一応、赤福氷は夏季限定とのことですが4月の半ばくらいから販売してたりします。
豚捨のコロッケ(100円)
伊勢にある老舗のお肉屋さんです。
店頭でお肉のほかに食べ歩き用のコロッケや串カツを販売しており、奥では牛丼などをいただくことができます。
おすすめはコロッケで、購入すると食べ歩きしやすいように一個ずつ包装してくれます。
サクサクでしっかりした味付けなのでソース不要でおいしくいただけます。
ここに限らずお肉屋さんのコロッケっておいしいですよね。
コロッケのサイズは小さめですが、色々食べ歩くおかげ横丁・おはらい町ではちょうどいい大きさだと思います。
豆腐庵山中の豆腐ソフト(280円)
おはらい町にある豆腐屋さん。
内宮に向かうときは右手側、帰りなら左手側に店舗があります。
このお店のおすすめは甘さ控えめでさっぱりしてて美味しい豆腐ソフト。写真だとコーンですがカップも選べます。あと、ミニサイズもあります(190円)。
さらっと食べれるので往復で1個ずつ食べたこともありました。
ソフト以外にも、おからを練りこんで作った「うの花ドーナツ」も外サクサク中モチモチ&優しい甘さで美味なので豆腐ソフトと一緒に食べましょう。
これ以外にもおいしいお店はたくさんあるし食べ歩きは楽しいので、おかげ横丁・おはらい町に行くとついつい食べ過ぎてしまいます。
色々食べてお気に入りのお店を見つけるのも楽しいんですよね。太るけど。
以上、伊勢神宮内宮の近くにある伊久の和スイートに泊まってきた話などでした。
伊久さんはチェックアウト後も宿の入り口前にある駐車場(無料:24台分)に停めさせてもらえますので翌日もじっくりお伊勢参りを堪能できますよ。
ちなみに、日帰りの場合は「神宮会館」の駐車場に停めると、おかげ横丁が目の前なので食べ歩きとお伊勢参りを両立できていい感じですよ(2時間500円。以降30分毎に200円)。