今回のSFC修行記は2回目のエアチャイナビジネスクラスSINタッチです(KIX-PEK-SIN-PEK-HND-NGO)。2ヶ月ぶりのシンガポールを楽しんできましたよ。
飛行機に乗る旅程は0泊3日なのですが、今回は出発時間が早いので前泊してます。それも含めると1泊4日ですね。
いずれにせよ常人の理解の及ばない旅程になっております。
今回の修行では前回のSINタッチで北京に忘れてきた荷物を回収し、北京空港でもVPN経由でSNS(TwitterとかLineとか)ができるか確認し、2回目のシンガポール弾丸観光を楽しんできました。
シンガポールに早朝到着し、その日の深夜に出発するので0泊3日でも滞在時間は18時間程度とかなり長いです。
復路は前回エアチャイナの帰国便が遅延して乗り継げなかった反省を活かして、十分な乗り継ぎ時間を確保した上で羽田→中部国際便に乗るという旅程となってます。今回も遅延してくれたのでこれは結果的に正解でした。
この旅程で12464PP獲得しましたよ。
出発空港 | 到着空港 | 出発時間 | 到着時間 | 運賃種 | 運賃 | PP | PP単価 |
関空 | 北京 | 9:00 | 11:20 | R | 86880 | 11582 | 7.5 |
北京 | シンガポール | 00:10 | 06:30 | R | |||
シンガポール | 北京 | 00:15 | 06:20 | R | |||
北京 | 羽田 | 08:35 | 12:50 | R | |||
羽田 | 中部国際 | 17:35 | 18:40 | P旅割 | 9200 | 882 | 10.4 |
それでは2回目のSINタッチ修行、はーじまーるよー。
自宅から関空へ
関空出発時間が9:00と早いため、フライト前日に近鉄特急で大阪難波に向かい、なんばで前泊することに。宿泊したのはB&Sエコキューブ心斎橋というカプセルホテルです。
ここはシャワールームも綺麗だし、シャンプー、リンス、ボディーソープ、タオル、歯ブラシ、バスタオル完備なので良かったです。手ぶらでも問題なく安く泊まれるってのは良いですよね。
ただ、カプセルホテルなんで隣室からのテレビやいびきの音は聞こえてくるので耳栓は必須ですけどね。まぁ ビジネスクラスの座席よりかは快適に眠れるはずです。部屋はこんな感じ。
翌朝6:00に起きて6:40のバスに乗るために620にチェックアウト。
バス停には635到着と結構ギリギリでした。バスターミナルは2階にありますので迷わないようにご注意ください。
http://www.kate.co.jp/timetable/detail/OC
関空早朝便に乗る方は梅田か難波に前泊して、翌朝早朝バスで空港に向かうのもありだと思いますよ。
空港泊は辛いですし、梅田や難波なら安いカプセルホテルもありますからね。
バスは定刻通り7:28に関西国際空港のターミナル1に到着(1050円)。
関西国際空港からA321-200で北京空港へ
エアチャイナカウンターでチェックイン→保安検査→出国手続きを終えて制限エリアに着いたのが7:34。6分で完了。ガラガラでした。
チェックインの締め切りはフライト40分前なのでもう少しゆっくり寝てても良かったかもしれませんね。
https://www.airchina.jp/JP/JP/info/check-in-deadlines/international.html
北ウイング先端駅行きのスカイトレインに乗り、サクララウンジに向かいます。エアチャイナはスターアライアンス加盟航空会社なので、南ウイングのANAラウンジにも入れますが、前回比べた時にサクララウンジの方が良いと感じたので、今回は行きませんでした。
サクララウンジにはポークカレーと野菜カレーの2種類があったのでカレー食べ比べてみました。
安定の美味しさの普通のカレーと……
野菜カレー。こっちの方がマイルド。野菜にもひき肉が入っていますのでベジタリアン対応ってわけではないみたいですね。個人的には普通のカレーの方がうまいと思います。
搭乗時間が近づいてきたので搭乗ゲートに向かいます。
今回お世話になるのはA321-200のビジネスクラス。
こいつは関空⇔北京を結ぶ路線で使用されるエアチャイナの機材のうち最もしょぼいものになります。
B737-800のディスプレーが無いバージョンなんで、寝るだけなら特に不満はないかと。
フルフラットになるA330よりもこっちの方がシートの幅が広い(気がする)し、短時間のフライトならこっちの方が快適に過ごせると思いますよ。
ウェルカムドリンクでシャンパンを飲んで、
機内食は日本食のテリヤキチキンを選択しましたがこれは失敗でした。メインの鳥が全然おいしくなかったです。火を通し過ぎて固くなった鶏肉って感じですかね。幸いラウンジでカレー食べ比べしててさほどお腹が空いていなかったので、食べれる物だけつまんで寝ました。
11:05に北京空港に到着。晴れてるけどガスってますね。中国っぽい。
次のシンガポール行きのフライトは00:15分発。
なんで乗り継ぎ時間をこんなに長くとったのかというと、前回のSINタッチの時に空港に忘れてしまった荷物を回収するためです。忘れ物を預かっていてくれているLOST&FOUNDは中国入国後のエリアにあるので、出入国だけで長時間要してしまうと営業時間内に辿り着けないかも……とビビって長めの乗り継ぎ時間としました。
空港に忘れ物をしてから忘れ物センターとのやり取りや実際の取りに行くまでの詳細については下の記事にまとめました。
北京空港での忘れ物を回収
忘れ物/落とし物の引き取り場所(LOST&FOUNDカウンター)は、入国審査後のT3-Cにある出口A付近にあります。
受付時間は9:00からで24時間対応ではないみたいです。
トランジットの間に中国に入国する場合、72時間以内の滞在者用レーンを使うと一般レーンに並ぶよりも早く入国できます。国際線乗り継ぎ側に一番近い入国レーンがそれに当たります。
私が通った時の審査の人は日本語を話せました。
「土曜は混むから21時までに空港帰ってきてね! 良い1日を!」
と、とってもフレンドリーで良い印象。中国の空港職員って不愛想なイメージでしたが人によるんですね。
一応地図も載せときます。乗り継ぎ搭乗券を持っている場合は乗り継ぎカウンターを無視して検疫を通過し、入国レーンの中で最も国際線乗り継ぎ案内表示側のレーン(72時間以内滞在者用)から入国します。下の地図中の矢印に沿えばOKです。機内で配られる黄色い出入国カードに記入したものを入国審査時に見せないといけません。
北京空港の国際線乗り継ぎについては別記事で詳細に書いたのでそちらをご参照ください。
入国審査後はエアポートトレイン(無料)に乗ってT3-EからT3-Cに移動し、
あとは出口の案内に従って進みます。
最後に手荷物を検査機に通したら出口に出れます。
私が出たのはB出口。目的地のLOST&FOUNDのあるA出口は少し離れたところにありました(赤い四角)。
途中、九龍壁のモニュメントがありました。中国っぽい。
A出口付近の案内看板。LOST&FOUNDは斜め上に矢印が向いてましたが同じフロアにありました。
LOST&FOUNDカウンターは北京銀行の隣に目立たない感じでありました。
それではカウンターに行きましょう。英語が話せないのでドキドキです。
I would like to pick up my lost items!(忘れ物を取りに来たぜ!)
喋ったのはこの1文と単語だけで、後はあらかじめ送っておいたメールのやり取りを見せたり、荷物の写真を見せたりして伝えたら分かってもらえたようで持ってきてもらえました。
2か月ぶりに荷物と再会。中身の鍵も無事です。いやーほんと良かったー。イモビライザー付きの車のキーは合鍵作るとなると結構しますからねぇ。
この後どうするか考えるためにスタバのWiFi使いつつ休憩しようと思ったらスタバのWiFi空港WiFiと共通でした。無駄にカフェラテ買っちまったぜ。
なら空港WiFiでもいいやとパスワード発券機に向かうも壊れててパスワード入手できず。。おとなしくラウンジに引きこもろう。。
出国手続き
空港内をウロウロしてたので制限エリアへ向かったのは13:54。
日本のチェックインカウンターで北京→シンガポールの搭乗券も発券しているので直接ゲートに向かいます。
まず、搭乗券チェック。係員はいますが自分で搭乗券のバーコードを機械に読ませるスタイルっぽいですね。国内線と国際線の入り口は共通でその先のエアポートトレインの降りる先で分岐するみたいです。
その後、今いるT3-Cからエアポートトレインに乗ってT3Eへ。
T3-C→T3-Eの時は日本語のアナウンスもあるので降り間違えることは無いかと思います。
国内線の人は間のT3-Dで降りてください。
最後に保安検査と出国審査。この時も入国時と同様に空いていたので10分程度で制限エリアに到着。
早っ。本当に北京空港なのかと疑いたくなるくらいのスピードです。
忘れ物を回収して制限エリアまで戻ってきたところで、エアチャイナビジネスSINタッチ2回目の往路前半は終了です。
この時点でまだ14:10。次のフライトは翌00:10発。
シンガポール行きの便が出発するまで後10時間ほど待ち時間がありますので、この後はエアチャイナのラウンジで時間を潰します。
時間潰しのために、中国国内では利用が制限されるSNS(LINEとかTwitterとか)をVPN経由で利用できるようにしてきたので、その事についても往路後半の記事で書いていきます。
SINタッチのまとめ記事↓