ふすまを防音の壁にすることで隣室からの音漏れという私の悩みは解消できたのですが、今回は壁を作っても駄目だった場合にどうするつもりだったかを書いていきます(ふすまを防音の壁にした話はこちら)。
「ふすま」、「防音」という検索ワードでこのサイトにたどり着く方が結構いるのでそんな方々の参考になればと。
画像を製品ページにリンクさせているので、製品自体の詳細についてはそちらをご参照ください。
Contents
ふすまを防音してもダメだった時の追加防音対策
案1:隣室の人にテレビの外付けスピーカープレゼントする(~10000円)
隣室の人が家族の場合にできる作戦ですね。
薄型テレビの内臓スピーカーはテレビの裏にあります。
そのため、テレビの裏側に自分の部屋がある場合、その音がダイレクトに飛び込んできます。
そこで、テレビの外付けスピーカーを付け、テレビの音を前方向にいる見ている人に向けて飛ばすことで、
1) テレビを見ている人はテレビの音が聞きやすくなるのでボリュームを下げる
2) テレビの音がテレビ裏の自室方向に飛んでこなくなる
という2つの効果が期待でき、それにより隣室からのテレビ音を軽減できると考えます。
外付けスピーカーとしては値段が1万以下と手ごろなOlasonicのTW-D6TVをチョイス。
こいつは、テレビの電源やリモコンに連動するため、追加設定いらずの優れものです。
薄型テレビのスピーカーはたいていしょぼいので、外付けスピーカーを付けるとテレビの音質向上になります。
これをプレゼントとして付けてあげれば、隣室の人も喜ぶでしょう。
こちらとしても向こう側からの音漏れが軽減されるのでWin-Winですね。
2~3000円で買えるもっと安い外付けスピーカーもありますが、耳が遠い人用が手元に置いて聞きやすくするという用途のスピーカーなので、あまりデザインがよくないです。
隣室の人が伸ばしたケーブルや近くに置かれたスピーカーを邪魔と思わないのであれば検討してもいいかもしれません。
他のスピーカー絡みの案として
「天井のシーリングライトにスピーカーを取り付け、天井からテレビの音を出すことで、音の発生源を自分の部屋から遠ざける」
というのも考えましたが、値段が30000円前後と高いし、自分が使うわけでもないスピーカーにそこまで出せないのでボツとしました。
案2):防音の壁を壁全体に形成する(~100000円)
今回作った壁はふすまが入っていたスペースだけなので、元々壁だった部分を音が貫通してきた場合、リビング側に面した壁全体を防音の壁にするしかないと思います。
前回作った壁よりも面積が広くなるので追加費用は10万くらいでしょうか。
案3:諦めて耳栓をつける(数百円)
一番安上がりで効果も抜群ですが、聞きたい音も聞こえなくなってしまいます。
片耳だけつける等の対策が必要かもしれませんね。
ちなみに耳には手と同じように、得意な側があります。
利き耳とでもいいましょうか。
利き耳側に耳栓をすることで、音は聞こえているけど気にならない状態にすることができます。
もちろん両耳に耳栓を着けるのが望ましいですが、それができない場合に少しでもマシにするためにそういった工夫をすると良いでしょう。
上の画像ような発砲ウレタンフォーム製の耳栓は専門サイトによると使い捨てらしいです。薬局でよく見かけるタイプですね。
私は5年くらい同じものを使用していて特に問題は感じませんが、衛生面を気にする方はこまめに交換しましょう。
洗浄して使い続けるのであれば、下のような洗浄再利用可能な耳栓もあります。
以上がふすまを防音の壁にしてもダメだった場合にやろうと思っていた案です。
読まれた方の隣室からの音漏れの悩み軽減につながれば幸いです。